定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

「口笛」「機織り機」と "Chromebook"


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 年の瀬も押し詰まった今日、百貨店へ行きました。

 まだ年末年始の休みに入る前なので人出はあまり多くありませんでした。

 今日でクリスマスは終わりなのでチキンが売れ残らないよう、お姉さん方が通り過ぎる客にさかんに声をかけていました。

 エスカレーターに乗っていると下の方から歌声が聞こえてきたので行ってみると、クリスマスライブが催されていました。

 即席のステージが作られ、その前にずらっと折りたたみイスが置かれただけの即席ライブでした。

 歌のほかに特に目を引いたのは、口笛演奏でした。

 口笛奏者は、アメリカで行われた国際口笛大会で優勝したのだそうです。

 その時の曲「トルコ行進曲」を口笛でみごとに演奏していました。

 世の中には、思いもよらない「わざ」を持っている人がいるものです。

 こういう舞台に出てくるまで毎日毎日口笛の地道な練習を積み重ねてきたのでしょう。

 

 以前、テレビで京都の機織り職人の日々を追ったドキュメンタリーが放映されていました。

 もともと少ない機織り職人も高齢化し、その後継者の育成が急務となっていました。

 その後継者に志願した一人の若い女性を番組は追っていました。

 来る日も来る日も機織り機の前で布を織り続け、織り上げては師匠の厳しい指導を受けていました。

 月日が経つに連れ、見習いだった女性の腕は上達し、みごとな模様を織り成す布が仕上がるまでになりました。

 単調な機織り機のガタンガタンという音の繰り返し、決まったパターンの手の動き、それらの繰り返しのなかから、ある時ついに、まゆから蝶が現れるように立派な織布が仕上がりました。

 

 今行っている Chromebook のキー操作にしても、上に紹介した口笛奏者や機織り職人とは比べようもないことはもちろんですが、それでも単調なキー打ちを繰り返すことによって、頭にばくぜんとイメージしていたことが具体的な文章となって現れてくるのはうれしいことです。

 Chromebook を機織り機に見立てて、ことばを紡ぐ職人を目指そう!

 

 VIVA!!  口笛奏者! 機織り職人! Chromebook キーパンチャー!?