12月になったと思ったらもう半分過ぎてしまい、クリスマスと正月が目の前に迫っています。
毎年この頃になると、十数年前の12月に出張で訪れた北海道を思い出します。
札幌の事務所で仕事をしていて、あいだの日曜日休みに札幌の街をブラブラ歩き回りました。
札幌の街は一面の雪景色。雪が止んで青空になると、降り積もった雪が陽の光を受けてキラキラ輝いていました。
赤れんがの北海道庁旧本庁舎も、白い雪に映えて鮮やかに佇んでいました。
大通公園を歩いた後、まだ時間があったので鉄道で小樽まで行くことにしました。
電車の窓から眺めた、寒々とした冬の海岸をはっきり覚えています。
小樽は、駅から雪の道を歩いて行くとすぐ海岸にたどり着くほど平野が狭くなっています。
観光名所の小樽運河は海岸の手前にありました。
この時も、前に紹介した Vaio C1 を持っていて、内蔵カメラで運河を撮影しました。
十数年前にはパソコン内蔵カメラはまだ珍しかったので、Vaio C1 を目の高さに持ち上げて撮影していると、そばを通りかかった親子連れが立ち止まって不思議そうに眺めていました。
その時撮影したうちの1枚が上のパノラマ写真です。
十数年前のカメラの解像度は高くないのですが、荒れた画面がかえってレトロな趣を感じさせていると思います。
さて、今、図書館でこのブログを書いています。
入力しているのは、今は亡き Vaio C1 ではなくて最新の省エネ機 Chromebook Flip です。
テキストエディターのWritebox で書いています。
テキストの保存は以前から使っている Dropbox(無料) を利用しています。(非常に便利です)
Google ドライブも無料で使えるのでそのうち使うかもしれません。
購入してから10日間、ブログを書くのにほぼ毎日 Chromebook を使っていますが、前にも書きましたが改めて「Google 日本語変換」の「優れもの」におどろいています。
デスクトップパソコン iMac を使うときは「ことえり」、同じ iMac で VMware を中継してインストールした Windows を使うときは「IME」を使っていますが、「Google 日本語変換」のような快適さは得られません。
前に、「ノートパソコン」と「タブレット」の両方の良いところを Chromebook でうまく利用することについて書きましたが、OS についても、Windows と MacOS と 新しい Google Chrome のそれぞれの「いいとこ取り」をして、うまく利用するのが賢い使い方だと思います。
「クラウド」も、OneDrive、iCloud、Google Drive、Dropbox、etc. と各社から出そろっていて、また、一定容量までは無料で利用できるので、ファイルの保管場所に加え、異なる OS間 の中継基地としても活用しない手はありません。
Chrome OS は、インターネットブラウザを唯一の作業場所とし、インターネット網の中で作業し、そして作成したファイルを保管するのは「クラウド」 というこれまでにない新しいコンセプトに基づいているわけですが、今後、その活用領域はますます拡大していくのではないでしょうか。