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定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

「知の教室」と「外務省のラスプーチン」

小学校が春休みになりました。 孫たちは4月の始業式までずっと休みで家にいます。(当分あわただしい毎日が続くのだッ!)今日も孫たちを連れてショッピングモールに来ています。「ドラえもん」の映画を見に来たのです。わたしは、ひとり別行動で、「スタバ…

「音の記憶」とジャズピアノ

書店に入ったとき、店頭に平積みされている本の表紙に目が行きました。端正な女性がピアノの前に座り、微笑みを浮かべてこちらを眺めています。けばけばしい本の装丁が多い中、モノクロを基調にしたシックなデザイン。手前のグランドピアノの黒と女性の白い…

"A Clean Well-Lighted Place"(清潔で明るい場所)と YOGA BOOK

とあるマクドナルド店に来ています。 最近はどこの店舗もリニューアルして明るくきれいになっています。なにより、スタッフの応対がリニューアル(?)され、シニアにも笑顔を向けてくれます。マニュアルどおりの表面的なものかもしれませんが、それで充分で…

「日本漂流譚」と YOGA BOOK

よく晴れた冬の青空の下、町中の昔の街道を散歩するのは気持ちのよいものです。凜と張りつめた冷気の中を少し早足で歩いていくとだんだん体が暖まってきます。しばらく歩くと駅近くの古書店に着き、面白い本がないか端から順に見ていきます。そこで、変わっ…

「盤上に散る」と 将棋の思い出

「盤上に散る」(塩田武士)は、前々回に紹介しました「盤上のアルファ」の続編とも言える物語です。 同じ人物が登場しますし、また、新たな人物が主人公となって、関西を舞台に熱い物語が繰り広げられます。もちろん、将棋にまつわる物語です。それも、今で…

「盤上のアルファ」と YOGA BOOK

前々回で紹介しましたグリコ・森永事件を題材にした「罪の声」が予想以上に面白かったので、著者塩田武士氏のデビュー作「盤上のアルファ」を読みました。 著者は、現在37歳の若手小説家なのですが、デビュー作は31歳のときに書いたものです。 これだけ…

Google ブックス と YOGA BOOK

YOGA BOOK with Windows10 で Google ブックスの電子書籍を読み始めました。 前回のブログで面白くて取り上げた「罪の声」の作者(塩田武士)の他の作品を読もうと思ったからです。 「罪の声」は Kindle 電子書籍で、YOGA BOOK with Windows10 の Kindleアプ…

「罪の声」と YOGA BOOK

YOGA BOOK で電子書籍「罪の声」(塩田武士)を読みました。 最初のプロローグを読んだとき、いきなり心臓をわしづかみにされたような感じを覚え、それからは、時間のある限りただひたすら文字を追い続けることになりました・・・ この本を読み始める前の予…

電子書籍 & YOGA BOOK

午前中の図書館は、人が少なくとても静かです。 背負っていたバックパックを机に乗せ、イスに腰掛けます。 バックパックのジッパーを開け、IDEOS と YOGA BOOK を取り出します。 IDEOS のスリープを解除し、小さな液晶画面の WIFI テザリングアイコンをプッ…

「櫛挽道守(くしひきちもり)」と YOGA BOOK

1ヶ月余り前、YOGA BOOK を手に入れてから読書のペースが急に落ちました。 初めての YOGA BOOK、初めてのWindows10 に触れて、その使い方に慣れたり、また、使いやすいようにチューニングしたりで、手一杯だったからです。 YOGA BOOK は、これまでにない「…

「アラスカ物語」と Yoga Book

彼の名は、フランク安田(本名、安田恭輔)と言いました。 彼が、明治・大正・昭和を通して海外(アラスカ)で活躍していたことは、今回「アラスカ物語」(新田次郎)を読むまでまったく知りませんでした。 彼は、「アラスカのモーゼ」と呼ばれていたそうで…

「火天の城」と Chromebook

「火天の城」(山本兼一)を読みました。 これは、織田信長が3年かけて建てさせた安土城の築城にまつわる物語です。 ユニークなのは、築城を命じられた城大工の棟梁の視点ですべて描かれていることです。 驚くのは、安土城の建築上の具体的な詳細が事細かに…

「もうひとつの歴史の顔」と Chromebook

昨夜、NHK大河ドラマ「真田丸」を見ましたが、いよいよ最終回も近くなり大詰めを迎えています。 ドラマの流れは、「大阪冬の陣」が終わり、豊臣家の最後となる「大阪夏の陣」へと向かっています。 真田幸村は、味方の妨害にも屈せず、策を練り強大な徳川勢に…

「戦国時代の余談のよだん」と Chromebook

最近、「のぼうの城」、「村上海賊の娘」と和田竜氏の作品を続いて読んでいるためか、作者和田竜氏の創作にまつわるエッセイに興味を持ち、「戦国時代の余談のよだん」を読みました。 内容は、「創作秘話の章」と「戦国武将咄の章」の2つから成っています。…

「村上海賊の娘」と Chromebook

以前に読んだ「のぼうの城」の作者和田竜氏の長編「村上海賊の娘」を読みました。 これは、第11回本屋大賞と第35回吉川英治文学新人賞を受賞し、話題となった本です。 織田信長と石山本願寺の戦いが基調となっていて、織田方にくみする雑賀・泉州軍と本…

「太田城水攻め」と Chromebook

総光寺由来太田城水責図・部分(惣光寺蔵) 以前、忍城(おしじょう)の水攻めを描いた「のぼうの城」(和田竜)を読み、ブログ(「のぼうの城」と Chromebook)でも取り上げましたが、城の水攻めに興味を持ちました。 秀吉の行った日本三大水攻めとは、岡山…

「真田騒動」と Chromebook

世界中に衝撃を与えた米大統領選の結果が判明してから2日経ち、今後の日本への影響とその対策などについて、連日マスコミで議論が沸騰しています。 早くも安倍首相が来週にもトランプ氏と会談する、というニュースも報じられています。 日本を取り巻く複雑…

「城を噛ませた男」と「おーべーか!」と Chromebook

秀吉、家康の戦国時代に材をとった短編集「城を噛ませた男」(伊東潤)を読みました。 短編5編、いずれも歴史資料を丹念に読み込んで創られた作品で、題材の選び方やその切り出し方の卓抜さに驚くばかりでした。 史実を骨格として、その上に優れた表現力で…

「のぼうの城」と Chromebook

先日、日経紙上で、和田竜氏が、デビュー作「のぼうの城」を創作するにあたり、国会図書館などで史実を丹念に調べたうえで書き始めたことを知り、興味を持ったので読みました。 この本は、埼玉県行田市の忍城(おしじょう)での戦国時代の攻防を描いたもので…

「影武者徳川家康」と Chromebook

今から416年前の一昨々日(さきおととい)、すなわち1600年10月21日、天下分け目の「関ヶ原の戦い」が行われました。 言うまでもありませんが、徳川家康と石田三成の軍勢の戦いでした。 最初は優勢だった石田軍も、徳川方と内通している裏切り者…

「ゼロの焦点」と Chromebook

わたしは、今まで推理小説にあまり興味がなく、ほとんど読んだことがありませんでした。 そこで、有名な作家の作品を一度読んでみようと思い立って、推理小説界の巨匠と言われる松本清張の「ゼロの焦点」を読みました。 主人公は26歳の女性で、10歳上の…

「逆説の日本史22 西南戦争と大久保暗殺の謎」と Chromebook

数年前、図書館で「逆説の日本史」(井沢元彦)が本棚に何冊も並んでいるのを見て、第1巻から順に読みはじめ、日本史の面白さに開眼しました。 古代から幕末までの21冊はすでに読了し、連載開始から24年を経た今年、やっと明治時代に入った第22巻(西…

「樅ノ木は残った」と Chromebook

上下巻1,100ページ余の大部な「樅ノ木は残った」(山本周五郎)を読み終えました。 この本を読もうと思ったのは、遠い昔の思い出からでした。 中学生のあるとき、学校から帰宅すると祖母が、当時のブラウン管白黒テレビで時代劇を見ていました。 あくる日も…

「小説ヤマト運輸」と Chromebook

ピンポ〜ン!宅配便で〜す! いつでもどこでも宅配業者のトラックを見かけないことはないくらい、四六時中、全国津々浦々、それぞれのトレードマークを描いたトラックが忙しそうに走り回っています。 この宅配便を、40年前はじめて業務としてはじめたのが…

「聖(さとし)の青春」と Chromebook

平成10年3月のある日曜日の昼前。 わたしは、NHK教育テレビで「NHK杯テレビ将棋トーナメント決勝戦」を見ていました。 決勝を争うのは、羽生善治八段と村山聖(さとし)八段。 羽生八段は、この2年前に将棋タイトル七冠独占を達成していました。 羽生八段と…

「下町ロケット」と Chromebook

前回、面白く読んだ「空飛ぶタイヤ」に味をしめて、同じ著者の「下町ロケット」(池井戸潤)を手に取りました。 こちらもやはり、ヨコシマな大企業に体当たりで果敢に戦う中小企業の姿が描かれています。 少し読み始めたところでは、早くも「横暴な大企業が…

「空飛ぶタイヤ」と Chromebook

「倍返しだ!」で一世を風靡したテレビドラマ「半沢直樹」の原作者の本というので、「空飛ぶタイヤ」(池井戸潤)を読みました。 文庫本で800ページを超え、背の厚さが3cmにもなる大作! はたして最後まで読みきれるのかなと危惧しましたが、読み始めるとど…

「官僚たちの夏」と Chromebook

まだまだ厳しい残暑にふさわしく、男たちのアツ〜イ物語「官僚たちの夏」(城山三郎)を読みました。 これは、今から半世紀以上も前、1960年代の高度成長期の物語です。 通商産業省(経済産業省の前身)のキャリア官僚たちは、まだ未熟な日本の産業を強…

「死の淵を見た男」とChromebook

「死の淵を見た男−吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日−」(門田隆将)を読みました。 この本を読もうと思ったのは、5年半前に起きた未曾有の災害(大地震・津波)によって引き起こされた福島第一原発事故について、当時のニュースなどで断片的な知識しか得て…

「将棋の子」と Chromebook

昨日から小学校の二学期がはじまり、午前中は孫の甲高い声も聞こえません。 やっと静かなひとときが戻ってきました! 静かで落ち着いたなか、「安定モード」に戻した Chromebook は、順調にカイコが糸を吐き出すように次々と文章を送り出しています・・・ 「…

「東電OL殺人事件」と Chromebook

なにか面白いノンフィクションがないかと探していた時、1年ほど前、「孫正義伝」(佐野眞一)を読んだのを思い出しました。 徹底した調査と斬新な切り口、それに卓越した文章力に惹き込まれたのを覚えていました。 それで、同じ作者の作品を探すと、「東電O…

「漂流」と Chromebook

リオ・オリンピック閉会式のテレビ画面を見ながら、このブログを書きはじめます。 振り返れば、オリンピックがはじまると、連日、日本選手の活躍が伝えられ、日本中を興奮の渦に巻き込みました! 極限状態のなか、何人もの選手が逆転に次ぐ逆転で、悲願の金…

「コンビニ人間」と Chromebook

芥川賞受賞作品は、ほとんど面白く読めたことがなく、手に取ることも少なかったのですが、今回はタイトルの特異さに惹かれて「コンビニ人間」(村田沙耶香)を読み出しました。 読み始めると面白くてどんどん読み進み、あまり長くない作品なので、あっという…

「長英逃亡」と Chromebook

今、ショッピングモールのフードコートにいます。 もうすぐ盆なのでモール内の理髪店で少なくなった髪をどうにか整えた後、「宇治抹茶ラテ」を飲みながらこのブログを書いています。 「長英逃亡 上巻」(吉村昭)を昨夜読み終えました。 読みながら、ハラハ…

タイム・トラベラーと Chromebook

本棚を眺めていると、十数年前にわざわざ米国 Amazon から取り寄せたペーパーバックが目につきました。 手に取りパラパラページをめくり、ところどころ拾い読みをしていると、あらためて「不思議な本だ」という感じがよみがえってきました・・・ ペーパーバ…

「凸凹を楽しむ大阪『高低差』地形散歩」と Chromebook

毎週土曜日、NHKの「ブラタモリ」を楽しみにしています。 日本各地をタモリと女性アナウンサーがブラブラ歩き回る番組です。 この種の番組は他にもありますが、特徴的なのは、よくある観光スポットやご当地グルメの紹介などはまったく顧みず、ただひたすら現…

「岩倉使節団という冒険」と Chromebook

今朝から、各キー局の情報バラエティ番組では、昨日の参議院選挙の自民党圧勝についていっせいに報道・解説がなされています。 その中で、面白い!と思った解説に、次の内容のものがありました。 ・・・全国32の「一人区」を制した結果は、自民党候補21…

「京都ぎらい」と Chromebook

新書本「京都ぎらい」(井上章一)を通読しました。 これは、京都の地元の人にしかわからない京都人の「微妙な感情」を掘り下げ、追求した本です。 著者は、京都の嵐山の近くの嵯峨で生まれ育ったのだそうです。 なんと情趣に富んだ、いいところに生まれ育っ…

「維新前夜 スフィンクスと34人のサムライ」と Chromebook

おやッ!と目を引くようなタイトルにつられて、「維新前夜 スフィンクスと34人のサムライ」(鈴木明)を読みました。 明治維新の4年前の幕末、ハカマに大小の刀を差し、陣笠をかぶった34人のサムライが、エジプトのスフィンクスの前で撮影された1枚の…

「明治維新という過ち」と Chromebook

最近、新聞広告やテレビのトーク番組での紹介などで話題になっている「明治維新という過ち〜日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト〜」(原田伊織)を読みました。 紙の本、特に単行本は読み終えた後、家も広くなく置き場所に困るので、久しぶりに電子書籍…

長谷寺と Chromebook

今日、霧雨がそぼ降る中、奈良の長谷寺へ行って来ました。 参拝する人もまばらで、ゆっくりお寺を回ることができました。 月曜日で天気も悪かったことと、奈良は京都と違い交通の便が今ひとつ、ということがあるのでしょうか。 外国人もほとんど見かけません…

「レンズが撮らえたF・ベアトの幕末」と Chromebook

幕末の日本の風景、人物、風俗習慣などを撮影したフェリーチェ・ベアトの写真集を見ました。 幕末関係の歴史小説やノンフィクションをよく読んでいますが、どうしても活字なので映像が浮かんできません。 江戸時代という時代区分に影響され、幕末は、今の時…

「龍馬の黒幕」と Chromebook

幕末ものの「龍馬の黒幕」(加治将一)を読みました。 以前に読んだ司馬遼太郎氏の「竜馬がゆく」で描かれた、明るく天衣無縫な龍馬像とはまったく異なっています。 これは、そのタイトルが示すとおり、龍馬そのものよりも、その裏にひそんでいる隠れた黒幕…

「デジタル情報時代」と Chromebook

昨日の昼、久しぶりに孫たちを連れてマクドナルドへ行きました。 日曜日の昼時もあって、店内は小さい子供連れで満席状態で、店員も男性社員の応援もあるように見え、10名近くが忙しく客の応対に立ち回っていました。 また、客への応対も、忙しいなかにも…

「幕末維新の暗号」と Chromebook

最近、明治維新の意義の見直しを提起する本を、新聞広告で時々見かけることがあり、面白そうだ、いつかは読んでみよう、と思っていました。 その広告の本はまだ読んでいませんが、同じく幕末維新を題材とした「幕末維新の暗号」(加治将一)を読み始めました…

「羆嵐(くまあらし)」と Chromebook

3つ前のブログ(「シャトゥーン ヒグマの森」と Chromebook)で紹介しましたように、ヒグマは、ノソノソ移動し愛嬌のある動物などではなく、想像以上のすさまじい破壊力と知能を備えた猛獣なのです。 その狂暴なヒグマに興味を持ち、大正4年、北海道三毛別…

「シャトゥーン ヒグマの森」と Chromebook

増田俊也氏の現在出ている単行本4冊のうち、未読だった「シャトゥーン ヒグマの森」を読みました。 この作品は、増田氏が作家となったデビュー作で、第5回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞しています。 これは、これまで読んだ、七帝柔道や格闘…

「七帝柔道記」と Chromebook (その2)

「七帝柔道記」(増田俊也)を読み終えました! ほぼ600ページの分厚い本ですが、面白くてたまらず、ちょっとでも時間ができればつい本を手に取り読みふけるという具合で、5日間で読み通しました。 この面白さはなんだろう、どこから来ているのだろう、…

「七帝柔道記」と Chromebook

このところ読むものといえば、増田俊也氏の柔道ものが続いています。 大宅賞、新潮ドキュメント賞をダブル受賞した大作「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で示された、格闘技をめぐっての迫力ある力強い筆使いをまた味わいたくて、次々と増田氏の本…

「肉体の鎮魂歌」と Chromebook

「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」に続いて、同じ作者 増田俊也氏 編の「肉体の鎮魂歌」を読みました。 これは、今までに書かれたスポーツ・ノンフィクションの中から、増田氏がクオリティの高さから選び抜いた短編10作品のアンソロジーで、増田…