定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

読書

ストラディバリウス と iPad Pro 2018

上の写真は、iPad Pro 2018 にインストールしたアプリ SideBooks で、新聞の切り抜き記事を集めた電子版スクラップブックを開いているところです。ページをめくったところは、平成22年6月8日の日経新聞に掲載されたヴァイオリニスト千住真理子さんのインタビ…

「半島を出よ」と 福岡地図上の毒カエル

「半島を出よ」(村上龍)を読み終えたところです。上下巻900ページの長編にもかかわらずグイグイ惹きつけられ、特に下巻に入るとこの先どうなる、どうなる?と気にかかりどんどん読み進めることになりました・・・ 今年の初め頃から村上春樹の作品を集中…

「極夜行」と壮絶な北極圏探検

「極夜行」(角幡唯介)を読みました。新聞の読書欄で、壮絶な本物の探検ノンフィクション、と紹介されていたので頭の隅に引っかかっていました。後日、本屋でぶらぶら面白そうな本を探していたとき、タイトルを見て思い出しました。本の帯にも「本屋大賞 ノ…

"The Goldfinch" と 膨らんだペーパーバック

やっとのことで "The Goldfinch" (Donna Tartt)を読み終えました!読み終えるのに2ヶ月もかかりました!この本を知ったのは「村上さんのところ」(村上春樹)を読んでいて氏が面白い本だ、とほめていたからでした。現に2014年にピューリッツァー賞を受賞し…

村上RADIO と 猫山さん

昨夜、ラジオのFM放送から2ヶ月半ぶりに歯切れのよい声がきこえてきました!?「村上RADIO」の村上春樹氏のDJ!昔なつかしい曲やらはじめて聴く曲やら、また、それにまつわる興味深いエピソードやら、エキサイティングな1時間でした。 おや!と思ったのは、…

「村上ラヂオ2」と「村上RADIO2」

2ヶ月前の8月5日、村上春樹氏がFM放送で初のDJに挑戦した「村上RADIO」!好評を得て二回目が来週日曜日(21日)にオンエアー予定!いわば、「村上RADIO2」!?こんどはどんなミュージックが流されるのか今から楽しみ! ラジオ放送の「村上RADIO」にちな…

「村上朝日堂の逆襲」と 逆襲相手?

「村上朝日堂の逆襲」(村上春樹・安西水丸)を読みました。この本は、30年余り前「週刊朝日」に1年間連載された村上氏のエッセイと安西氏のイラストをまとめたものです。村上氏が「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」それに「羊をめぐる冒険」を…

音楽の秋 と「世界の村上春樹・坂本龍一」

このところよくクラシックを聴いています。不思議なのは、ほんの半年前まではまったく聴くことがなかったこと!聴くのはジャズばかりで、気まぐれにクラシックを流してもイライラ(!)してすぐに止めてしまいました。 キッカケはひょんなことから!?これま…

台風 と ペーパーバック

今、日曜日の午前8時を過ぎたところ。窓を開けて空を見ると、どんよりと分厚い灰色の雲が空を覆っています。風もなく雨も降っていず、あたりは異様な静けさ。嵐の前の静けさか・・・ 巨大な台風はすでに鹿児島南方の海上まで迫り、日本列島を縦断する構えを…

"The Goldfinch" と Big Volume Paperback

"The Goldfinch(ゴールドフィンチ)"(Donna Tartt)を読んでいます。2014年度ピューリッツァー賞を受賞した大作!ネットの書評は賛辞の雨あられ!これは読まなくっちゃあ、というわけで手に取った次第です。。 読むことに選んだ媒体は英語のペーパーバッ…

"Breakfast at Tiffany’s(ティファニーで朝食を)" と「江戸の仇(かたき)」

"Breakfast at Tiffany’s" (Truman Capote)を読みました。どうして今頃60年前に出版されたこんな古い本を、しかも英文で読もうと思ったのかと言いますと、最近、村上春樹訳の本を原作で読んでいたからでした。 "The Great Gatsby(グレート・ギャツビー)"…

"The Long Goodbye" と ハルキ・ベストスリー

"The Long Goodbye(ロング・グッドバイ)"(Raymond Chandler)を原文(英文)でやっとのことで読み通しました!けっこう長くて途中で息が切れるほどでしたが、なんとか粘りに粘ってゴールテープを切りました! この英書は図書館で借りたのですが、最初借りた…

「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです」と ムラカミ・プライベート・ライフ

「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです」(村上春樹)を読みました。この本は、1997年から2011年の間の村上氏への国内外のインタビューを集めたものです。氏は、テレビやラジオをはじめとしてマスコミには基本的には出ない方針だそうです。そうい…

「村上RADIO」と「radikoro」

60年代から70年代にかけての珍しいロックミュージックが部屋に流れています〜♬曲の合間には曲の紹介や曲にまつわる思い出が耳に心地よいクリアな声で語られます。DJ は、あの村上春樹!流れるFM番組は、「村上RADIO」(ムラカミ・レイディオゥ)! 8月…

「カラマーゾフの兄弟」と「人生の不思議さ」

ついに、長い、長い、長〜い物語「カラマーゾフの兄弟」(ドストエフスキー)を読み終えました!まさか60歳代後半シニアになって、ドストエフスキーの、しかも長〜い「カラマーゾフ・・」を読み終えることになるとは!ほんとうに、♬ 人生って〜えええ~、…

「これだけは、村上さんに言っておこう」と 数々のユニークな答え

「これだけは、村上さんに言っておこう」(村上春樹)という一風変わった本を読みました。これは20年ほど前、村上氏がホームページ上で読者からメールの質問を受け、氏がそれにていねいに答えたものです。1週間ほど前のブログで取り上げた本「夢のサーフ…

「夢のサーフシティー」と「猫山さん!」

図書館で面白そうな本をあさっていると「夢のサーフシティー」(村上春樹)の表紙絵に惹かれて読んでみました。絵の作者は安西水丸氏、表紙だけでなく文章中にも心癒されるイラストが満載で、村上氏とたびたびコンビを組んで仕事をしているそうです。 この本…

FIFAベルギー戦 と「意味がなければスイングはない」

サムライ・ジャパン、大健闘!(惜しかった!)寝不足の目をこすりながらこのブログを書いています。というのは表向きで、実際は早くから寝て試合開始少し前に起きたのでした。 「ドーハの悲劇」をはじめ日本サッカーチームにはいつも試合終了直前、ゴール前…

「アフターダーク」と『若草の萌えるころ』

「アフターダーク」(村上春樹)を読みました。この作品は、村上氏の他の長編小説とはまったく異なる構成になっています。それぞれの章や文章の区切りのはじめにアナログ時計のイラストが描かれていて、そこに流れる時間が表示されています。 物語のはじめ …

「ダンス・ダンス・ダンス」と「村上レストラン」

ここ数ヶ月の間、ほとんど村上春樹氏の本ばかり読んでいました!読み始めてしばらくして突然ハマってしまい、何を読んでも面白く、また、読んでいて心地よくて手ばなせなくなりました! 別の作家の本を読んだあと再び村上氏の作品に戻り長編小説「ダンス・ダ…

「羊と鋼の森」と ピュアな世界

「森の匂いがした。」書き出しのこの一文にグッと心をつかまれ、この本「羊と鋼の森」(宮下奈都)を最後まで読み通してしまいました!この作品は、2016年に本屋大賞に選ばれ、6月8日からは映画が公開されています。 高校を卒業してピアノの調律の道を…

「小澤征爾さんと、音楽について話をする」と クラシック音楽

村上春樹氏とマエストロ小澤征爾氏との対談本「小澤征爾さんと、音楽について話をする」を図書館で見つけ借りて読んでみました。村上氏が対談本の中で音楽についてどういうことをどういう風に言っているのか興味を持ったからでした。音楽の話といっても相手…

「中国行きのスロウ・ボート」と「洋ナシ」

村上春樹氏の最初の短編集「中国行きのスロウ・ボート」を読みました。まず、中公文庫版の表紙のイラストにグッと目を引き付けられました! 海のように真っ青なテーブルクロスに真っ白な皿!無造作にのせられた2個の洋ナシ!白地にくっきりと刻まれた黒のタ…

「ラオスにいったい何があるというんですか?」と ムラカミ・マジック

本屋で文庫本の棚に目を流していると、オヤッ?と引っかかるものに出くわしました。変わったタイトル!「ラオスにいったい何があるというんですか?」(村上春樹) 村上氏の作品のタイトルは、他の本のタイトルとかなり違っています。一般的なタイトルでは簡…

「海辺のカフカ」と 奥深き村上ワールド

「海辺のカフカ」(村上春樹)上下巻を読み終えました!これで、長編・中編の主な村上作品10編の小説を4ヶ月の間に読破したことになります! 「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド…

「村上春樹 雑文集」と「耳掃除の心地好さ」

思えばふとしたきっかけから勢いで、ヒョイッと「ムラカミ丸」に跳び乗って海原へ出たわけでしたが、早3ヶ月余りずいぶん遠くまで来たものです!初めは、ちょっと潮の香りをかいですぐに引っ返すつもりだったのが、ドップリハマってしまうことになるとは・…

「ねじまき鳥クロニクル」と 牛河さん

文庫本3冊分1,400ページにもなる長い長い物語「ねじまき鳥クロニクル」(村上春樹)を読み上げました!全編を通して面白く読み通しましたが、すべてが理解できたわけではないと思います・・・ この作品では、いつものように真面目でいて一風変わったと…

"The Great Gatsby" と「グレート・ギャツビー」(その2)

前回ブログで "The Great Gatsby" を原文で読んだことを書きましたが、その後さらに、村上春樹訳の「グレート・ギャツビー」も読んでみました。原文を読み終えたとき、物語の展開は一応理解できたものの、あちこちに霧がただようような感じが残り、読み間違…

"The Great Gatsby" と「グレート・ギャツビー」

村上春樹氏の「ノルウェイの森」なんかを読むと、スコット・フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」ほど氏が読者としてまた作家として感銘と強い影響を受けた作品はないように思えます。また、後に自ら翻訳まで行っています。村上文学の原点は「グレ…

「収容所のプルースト」と 過酷な環境下の講習会

しばらく前、新聞の書評欄で紹介されている本のタイトルを見たとき、強烈な不協和音が頭の中で鳴り響きました!そのタイトルとは?「収容所のプルースト」! プルーストと言えば、あの有名な二十世紀を代表する大作「失われた時を求めて」を著したフランスの…