定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

読書

北極海航路 と「アグルーカの行方」

胡椒(コショウ)は今でこそラーメンにパラパラ振りかけ、そのピリッとした食感を楽しむ手軽な香辛料ですが、その昔とても貴重で世界を動かす力を持っていたのでした・・・ 15世紀頃のヨーロッパで最も繁栄を謳歌していたのは、ルネサンスの花開いたイタリア…

「市場は物理法則で動く」と 物理学的経済理論

「市場は物理法則で動く」(マーク・ブキャナン)をやっとのことで読み終えました! やはり小説を読むのとは違い、ページの上をスイスイジャンプしながらあっという間に読み終えることはムリ! 第一、ページ上の文字の分量が違う! 小説なら会話が多く、余白…

「市場は物理法則で動く」と「べき乗則」

相変わらずうだるような暑さ! 曇りだとなんとか出かけようと思うものの、ジリジリ照りつける日差しの下では散歩はありえへ~ん! その暑い中、軽く爽やかな小説でも読んだらいいものを、どうしたわけかしち面倒臭い固い本を読んでいるのでした・・・ 本のタ…

「夏物語」と「受難の夏休み」

またまた長~い長~い「受難の夏休み」が始まりました! 小学生の孫たちにとっては「うれしいうれしい夏休み」なんですが、同居のジーちゃんにとっては毎年の受難の季節がやって来たのです・・・ みんなそれぞれの用で学校やあちこちへ出かけた後の静かな家…

「Haruki Murakami」と「Le Monde」

さすが世界的に著名な村上春樹氏! 上の写真は、フランスの新聞「Le Monde」の読書欄で、昨日「Haruki Murakami」として掲載された特集インタビュー記事の一部です。 昨年からフランスで「ジャポニスム2018」が催されていて、その一環として村上氏原作の「海…

「ヤクルト・スワローズ詩集」と タイガース熱戦

文学界8月号掲載の「ヤクルト・スワローズ詩集」を、図書館の静まりかえった中でニタッと声を出さずに笑いながら読みました。 作者は有名な村上春樹氏です。 氏は50年近くにわたるヤクルトのファンで足繁く神宮球場に足を運んだそうです。 何をニタッとし…

「路上のジャズ」と フリージャズ

ジャズについての本というので「路上のジャズ」(中上健次)を読みました。 若くして病に倒れ世を去った芥川賞作家がジャズを語った本でした。 ジョン・コルトレーン、アルバート・アイラーなどコードに囚われないフリージャズを追い求めたように、作者は自…

「弓と禅」と 不思議な世界

「弓と禅」(オイゲン・ヘリゲル)を読みました。 最近読んでいる本とは大きく傾向が異なっています。 新聞で簡単な内容の紹介を読んで興味を持ち読むことになりました。 本当に不思議な話しなのです。 これはフィクションではなくて体験に基づいた事実で、…

「ナミヤ雑貨店の奇跡」と 門脇麦「REBORN」

「ナミヤ雑貨店の奇跡」(東野圭吾)を読みました。 読もうと思ったキッカケは、最近同じ作者の作品を2作読んで面白かったのがひとつ。 また、この作品を選んだのは、作者名でネットをググっている時2年前に映画化されていたのを知って興味を持ったからで…

「容疑者Xの献身」と AI 対決

さあ次は映画でも有名な Stephen King(スティーヴン・キング)の “The Body”(スタンド・バイ・ミー)を原作で読もう!と意気込んだものの・・・ アメンボが水面をスイスイ滑るような日本語読書の快感が忘れられず・・・ また、前回ブログのとおり東野圭吾…

「白夜行」(びゃくやこう)と「食わず嫌い」

「白夜行」(東野圭吾)を読み終えました。 文庫本で860ページ! 文庫本の厚み3センチ3ミリ! これをたった3日間で読了! この前 Stephen King(スティーヴン・キング)の “Apt Pupil”(ゴールデンボーイ)、ペーパーバック版250ページを読むのに2週間かか…

“Apt Pupil”(ゴールデンボーイ)と おぞましい物語

Stephen King(スティーヴン・キング)の “Different Seasons”(恐怖の四季)を読み始め、最初に春編 “Rita Hayworth and Shawshank Redemption”(刑務所のリタ・ヘイワース)を読んだことについては先月下旬のブログのとおり。 old-friends.hatenablog.com …

「書くことについて」と スティーヴン・キング・ワールド

スティーヴン・キングの「書くことについて」を読み終えました。 キングの“Different Seasons”(恐怖の四季)の春編を読み終えたのは前々回ブログのとおり。 old-friends.hatenablog.com 次に夏編を読み始め、この先どうなっていくのだろう?と興味しんしん…

“Different Seasons”(恐怖の四季)と「英語のベール」

Stephen King(スティーブン・キング)の “Different Seasons”(恐怖の四季)を読んでいます。 この本は、題名のとおり四季にまつわる四つの物語から構成されています。 今は、やっと一つ目の “Rita Hayworth and Shawshank Redemption”(刑務所のリタ・ヘイ…

「数学する身体」と 独創的な独立研究者

「数学する身体」(森田真生)を今読み終えたところです。 久しぶりに感じるすがすがしくさわやかな読後感。 この本は3年半前に世に出て、新聞の書評欄を読んで面白そうなので読もうと思っていました。 が、家の中に本のスペースがあまりないのでできるだけ…

「紀ノ川」と 悠久の流れ

♫ 流れる涙 紀ノ川に 捨ててしまった女でも〜 (演歌「和歌山ブルース」だあれも知らないだろうなあ!) 「紀ノ川」(有吉佐和子)を読みました。この作品は、今は亡き有吉佐和子の初期の作品で、映画化、テレビドラマ化もされました。主人公の花(はな)を…

「ジャズのことばかり考えてきた」と 愛機 iMac early 2009

♬〜 すすり泣くようなマイルスのトランペットの音色「みなさん、ごきげんいかがでしょうか児山紀芳です」 これは、毎週土曜日午後11時、NHK FM「ジャズ・トゥナイト」のDJの最初の一声でした。でした、と過去形なのは、長年ジャズ評論界の第一人者で長年「…

「紙の月」「空白の五マイル」と「女と男の物語」

まったく毛色の異なる本を2冊読みました。いわば「女と男の物語」! まず女の物語、「紙の月」(角田光代)。4年余り前に映画化され、宮沢りえが主演し話題になりました。日本アカデミー賞の優秀作品賞に選ばれ、宮沢りえも最優秀主演女優賞に輝きました。…

「ミレニアム5 復讐の炎を吐く女」と「スウェーデン元首相暗殺事件」

現在発売されている「ミレニアム・シリーズ」の最新巻「「ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女」を読んでいます。作者は、世界的なベストセラーとなった最初の3巻を書いたものの出版前に心臓発作で亡くなってしまったスティーグ・ラーソンの跡を継いでシリーズの…

「とんでもなく役に立つ数学」と「微分」

最近の読書内容とかなり系統の違う本を読みました。「とんでもなく役に立つ数学」(西成活裕)!書店の店頭でパラパラめくると面白そうだったからでした。 数式はほとんど出てきません。説明もわかりやすくてドンドン読み進めました。この本は、中学生に数学…

「ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女」と 謎の「ミレニアム・シリーズ」

先ほど「ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女」(ダヴィド・ラーゲルクランツ)の上巻を読み終えました。相変わらず面白く早く下巻を読みたくてウズウズしています! タイトルに「ミレニアム4」とあるとおり、今回読んだのは「ミレニアム・シリーズ」の4作目で…

「ポトスライムの舟」と「ポメラ」

2009年芥川賞受賞作「ポトスライムの舟」(津村記久子)を読みました。読むキッカケは、何か面白い本がないかなと考えていたときでした。昨年は一年を通して村上春樹作品を読み通しほとんど新たに読むものがなくなっていました。 そのときふと、そうだあの人…

「全豪オープン女子」と「邂逅の森」

CONGRATULATIONS NAOMI V! 大坂なおみが全豪オープン女子シングルス優勝を決めてから1時間半!まだ興奮冷めやらぬ状態で iPad Pro 2018 の Smart Keyboard Folio のキーを叩いています・・・ 今朝、新聞番組欄で午後5時半からNHKのサブチャンネルで全豪オー…

「オールド・テロリスト」と 稀代のストーリーテラー

「オールド・テロリスト」(村上龍)を読みました。読み始めて、読み進んで、その迫力のすごさに圧倒されました!氏の他の作品もそうですが、物語のスケールの大きさとテロ現場の描写の凄まじさ・・・ 読み始める前、タイトルから勝手な想像をしていました。…

ストラディバリウス と iPad Pro 2018

上の写真は、iPad Pro 2018 にインストールしたアプリ SideBooks で、新聞の切り抜き記事を集めた電子版スクラップブックを開いているところです。ページをめくったところは、平成22年6月8日の日経新聞に掲載されたヴァイオリニスト千住真理子さんのインタビ…

「半島を出よ」と 福岡地図上の毒カエル

「半島を出よ」(村上龍)を読み終えたところです。上下巻900ページの長編にもかかわらずグイグイ惹きつけられ、特に下巻に入るとこの先どうなる、どうなる?と気にかかりどんどん読み進めることになりました・・・ 今年の初め頃から村上春樹の作品を集中…

「極夜行」と壮絶な北極圏探検

「極夜行」(角幡唯介)を読みました。新聞の読書欄で、壮絶な本物の探検ノンフィクション、と紹介されていたので頭の隅に引っかかっていました。後日、本屋でぶらぶら面白そうな本を探していたとき、タイトルを見て思い出しました。本の帯にも「本屋大賞 ノ…

"The Goldfinch" と 膨らんだペーパーバック

やっとのことで "The Goldfinch" (Donna Tartt)を読み終えました!読み終えるのに2ヶ月もかかりました!この本を知ったのは「村上さんのところ」(村上春樹)を読んでいて氏が面白い本だ、とほめていたからでした。現に2014年にピューリッツァー賞を受賞し…

村上RADIO と 猫山さん

昨夜、ラジオのFM放送から2ヶ月半ぶりに歯切れのよい声がきこえてきました!?「村上RADIO」の村上春樹氏のDJ!昔なつかしい曲やらはじめて聴く曲やら、また、それにまつわる興味深いエピソードやら、エキサイティングな1時間でした。 おや!と思ったのは、…

「村上ラヂオ2」と「村上RADIO2」

2ヶ月前の8月5日、村上春樹氏がFM放送で初のDJに挑戦した「村上RADIO」!好評を得て二回目が来週日曜日(21日)にオンエアー予定!いわば、「村上RADIO2」!?こんどはどんなミュージックが流されるのか今から楽しみ! ラジオ放送の「村上RADIO」にちな…